リリース・出版関係
「介護状況お知らせWEBシステム」を開発、試験運用開始(2007/01/05)
サイト上で入院患者の介護状況を確認出来るシステム
木津屋橋武田病院(京都府京都市・院長橋本惠)は、武田病院グループと深く関連しており長年医療現場に携わってきたウェブシステム制作会社の株式会社アイ・メディアエージェント(本社:京都府京都市・社長橋本由美)と連携し、御家族や関係者の方々がパソコンや携帯電話を使って入院中の患者様の「近況」を確認できるシステム、「介護状況お知らせWEBシステム」を開発し、昨年末より試験運用を開始いたしました。
「今、どうしているのかな」が家族の絆に
少子高齢化社会と言われる昨今、居宅ないし入所による介護サービスを受けられるお年寄りの数は年々増え続けております。平成16年、施設介護の利用者だけで70万人超と言われています。
日々大きく取り上げられる財政面の問題はさておき、そうした状況の中で家族関係にもいろいろな変化が生じているようです。それでなくても、施設に入院ないしは入所されますと御家族間の関係は疎遠になるものです。まして、御家族が、日々、お忙しくされていたり、遠隔地にお住まいの場合はなおさらです。
「どうしているのかな」と思っても気軽に様子を見に行くわけにもいかず、気にはなっても、ついつい長い間のご無沙汰になってしまうことも多いようです。
元気でかくしゃくとされているお年寄りなら、ご自分で電話をかけたり手紙を書いて連絡を取ることも出来るのですが、脳血管疾患で後遺症があったり、認知症が出てきますと、そういうわけにも参りません。
体験のある方はきっとお分かりになると思いますが、「また、お出で」とか「また来てね」というような言葉がありませんと、「行かねば、行かねば」と思っている間にも、あっという間に月日が経ってしまうものです。
「おばあさんどうしておられますか」とか、「お父さん、元気にされていますか」と、人から聞かれて、「いやあ、最近、見に行っていないので」と答えなければならない時の忸怩たる思いは経験したものでなければなかなか分からないものではあります。
家族の絆というもの、基本はやはり、「今、どうしているのか」と、気にしあうところから始まるのではないでしょうか。
このたび、武田病院グループでは、入院中の患者様のご様子をインターネット上に設置した認証サイトにあげ、御家族や関係者の方々が折々にパソコンや携帯電話を使って容易に、入所されている御家族の「近況」を確認できるシステムを開発、木津屋橋武田病院において試験的な運用を開始いたしましたので、お知らせいたしたいと存じます。このシステムにより、入所者様の御家族は駅で電車を待っている間にも、携帯サイトにアクセスして御家族の御近況を知ることが出来るというわけです。
アメリカ優良企業殿堂入りの吉田グループ会長とその母が利用を開始
アメリカ、オレゴン州の吉田グループCEO吉田潤喜(じゅんき)氏のお母様が入院されていらっしゃったので、本システムの初めてのクライアントになっていただきました。
吉田氏は、高校卒業後、500ドルを手に、単身、渡米、空手指南を経て、現在の吉田グループの基となった吉田ソース株式会社を設立、幾多の困難を乗り越え、2003年にはインテル社、フェデックス社と並んで米国中小企業局が選ぶ優良企業の『殿堂』入りを果たされたことでも有名です。現在の成功の元ともなった『吉田ソース』は、入院中の御母堂が経営されておられた焼き肉レストランの『たれ』であり、それだけにお忙しい毎日の中、御母堂のご様子は日々気がかりとのことでした。
こうしたシステムを開発したいと思っていると申し上げたところ、「それはいいことです」と、励ましていただき、それに勇気を得まして、このたびの試験運用にこぎ着けることが出来た次第です。なお、吉田氏は地元オレゴンにて、小児病院の理事もお勤めになられコミュニティに於ける医療環境整備に積極的に取り組まれてもおられます。

