アイメディアエクスプレス
07年5月号 まごころをメディアに込めて京都から〜From Heart to Heart〜
今月のWebフロントライン:「5分後の自分に役立つ情報」を引き出すには?
どこにいても巨大な情報データベースとつながっている携帯ネット先進国日本
2007年GW明け、皆様さぞかし楽しいゴールデンウィークを過ごされたかと思います。
私事で恐縮ですが、私も3日ほど実家に戻りゆっくりとしていました。
高速道路を使っての移動でしたが帰省ラッシュにも巻き込まれず、
道中ものんびりと移動することが出来ました。
民族大移動-GW中だというのに、なぜこんなに快適に過ごせたのでしょうか?
私のマイカーはカーナビが付いていないので、「携帯電話」のGPS(位置情報シ
ステム)機能を使った経路検索・渋滞回避ナビゲーションサービスを利用していました。
http://www.navitime.co.jp/pcstorage/html/world/
これが非常に便利だったからです!
このサービスを利用する理由を下にいくつか挙げます。
- 最近の携帯端末は画面が大きく、地図が見やすい
現状の携帯電話主流ラインナップの画面サイズは320×240のものが多く、 液晶画面の解像度が一昔前のパソコンに近付いてきています。 細い道や細かな情報までハッキリと確認ができます。 また、電子コンパス内蔵の携帯電話は自動的に画面の方向を調整してくれます。 - 一般的なカーナビと遜色ない精度で道案内をしてくれる
- 周辺検索でお店を探して直行したり、電話やメールで問い合わせることが可能
初めての道でも安心して進むことが出来ます。 またアプリから直接電話をかけることもできお店へのアクセスがより簡単に行えます。 - 配信されてくる道路交通情報は常に最新のもの
道路状況は刻一刻と変わっていきますが、その状況に合わせて最短の距離と時間で目的地に到着できる 経路を検索して誘導してくれます。
…とあげ始めればキリがないのですが、
誰もが持っている携帯電話とWeb/インターネットの技術の組み合わせで
自動車に付いているカーナビゲーションシステムと同等以上の機能を、
しかも月々「数百円」で実現させてしまっています。
最近は市街地の建物を3D表示するサービスもあり益々進化しているようです。
今後インターネットのユーザーは、
今までのように机上で「検索して・プリントアウトして」というスタイルから、
外出中に「次はどうする?」「今からどうする?」など数分後の自分をサポート
してくれる端末・デバイスを使用する方向にスタイルを変えていくことでしょう。
そして、数分後の自分をサポートしてくれる端末とは…「携帯電話」に他なりま
せん。あなたの手元にも既に新しい世界が開けているのです。
(written by Tatematsu : Web Producer)
今月のコラム:団塊世代の定年後(イギリスの場合)
ここ数年で、団塊世代をターゲットにした商品やサービスが増えています。 団塊世代の一斉退職が起こる「2007年問題」は数年前から言われていました が、最近になって、そういった方の退職後のライフスタイルを提案するような 商品が急速に増えているように感じます。
イギリスでは、定年退職された男性を中心に、ちょっと面白い現象が起きてい るようです。
図書館やお店に、様々な「勉強会のお知らせ」の貼り紙がされています。歴史 や哲学等、自分の興味のある勉強会を見つけると、その勉強会に自由に参加す ることが出来るようです。平日の昼間に喫茶店等に集まって、皆で勉強会を行 いながら、親睦を深めていきます。
全くの他人同士だった人たちが、共通の趣味や興味を通じて一つのコミュニ ティを作り、そこで仲間になっていく…
これはまさに、私達がmixi等のSNSで作っているコミュニティと、同じことで は無いでしょうか。ネット上で行うか、リアルの世界で行うかの違いだけなの ですね。
同世代で集まるのも勿論良いのですが、世代を超えて共通の趣味を持つ人達が 集えるように(人生の大先輩は、若者にとって良い先生となるでしょう)、 デジタルデバイドを埋めることも、私達Web業界で働く人間の今後の課題かも しれません。
(written by Kitamura : Web Designer)

